パーシャル=Partial。直訳すると部分的な、という意味になるかもしれませんが、ここでいうパーシャルとは、0と1の間、動と静の間、生と死の間、と言った意味です。止まってはいるけれど、すぐに動ける状態という意味では、CAの待機日(いわゆるスタンバイ。乗務予定だったキャビンアテンダントが急病などで出勤できなくなった場合に、勤務代行を命じられる期間のこと)のようなものかもしれませんが、いずれにせよ完全にオフモードになるのではなく、必要があればすぐにオンモードになれるようにしておく心構えとおもってくれたらいいです。
すべての労働者にこのパーシャル状態を維持することを強いることはもちろんしませんが、起業家や経営者、さまざまな業態でのリーダーもしくはリーダーになりたい人は、このパーシャル状態を常にキープできるよう訓練しておいた方が良いです。

パーシャルとは

このパーシャルであることの意味や利便性を端的に示している例としては、最新の冷蔵冷凍技術がちょうど良い気がするので紹介しましょう ↓。

パーシャルとは、「パーシャルフリージング」を短くした呼び名です。日本工業規格(JIS)によって、パーシャルの温度は約マイナス3度と決められています。特徴としては、食材を完全に凍らせてしまうのではなく、半分ほど、もしくは微妙に凍結させた状態にして保存できることが挙げられます。約マイナス3度がどのくらいかというと、魚や肉がわずかに凍り始める絶妙な温度です。完全には凍結しない温度のため、食材を使うときにわざわざレンジなどで解凍する手間がかかりません。そのため、使いたい食材を素早く料理に使えるメリットがあります。また、スピーディに食材を冷やすことができるため、鮮度を守ることにもつながるのです。

つまり、凍らせすぎないことで、解凍時間を無駄にかけることなく、即座に料理を開始できるけれど、鮮度を保ちながら保存するという目的も達成できる、絶妙な技術です。このことをパーシャルフリージングといっており、すぐ調理できる状態で保存する、つまりパーシャルな状態を作ることを意味しているのです。

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