dinoオプション機能「ファイルストレージ機能」とは
dinoの標準機能でアップロードできるファイルは、JPEG、PNG、GIFの画像に限られています。そしてこれらの画像ファイルは、Webでの表示速度と転送量削減を優先するため、ファイル容量と解像度を自動的に最適化して保存する仕組みになっています。
しかしオウンドメディアの運営目的によっては、PDFファイルを使いたいケースや、高画質画像をオリジナルのまま使いたいケースも出てくると思われます。このようなニーズに対応する有料オプションが、「ファイルストレージ機能」です。この機能を使えば、最大20MBまでのファイルを劣化なく保存することができます。対応するファイル形式は、PDF、JPEG、PNG、GIF、SVGの5種類。この機能を活用することで、メディア運営の幅が広がりますよ。
今回のニュースレターコラムでは、dinoのオプション機能「ファイルストレージ機能」についてご紹介します。
各種資料やプレスリリースなどのPDFをアップロード可能
ファイルストレージ機能でもっとも有効活用できるのが、PDFファイルのアップロードです。PDFで作られた資料などの書類やプレスリリースなどを、そのままアップロードすることができます。配布資料やプレスリリースなどはPDFで作成することが多いですが、そのファイルをそのまま掲載できるのは大きなメリットになるでしょう。実際の運用では、PDFファイルをアップロードした後にファイル名のテキストリンクとして埋め込むのが一般的な使い方です。
この機能がなくても、PDFを画像として書き出して掲載することは可能です。しかし、複数ページにわたるファイルの場合は対応が難しく、そうでなくても細かい文字が潰れてしまうなど、制限が出てきます。しかしPDFを直接アップロードすれば、このような心配はありません。アップロードできるサイズは、最大20MB。PDFを扱う機会が多いメディアには、ぜひ利用いただきたい機能です。
高解像度・大容量の画像ファイルもアップロード可能
もう一つ見逃せないのが、大容量の画像ファイルを劣化なくアップロードできる点です。dino標準の画像アップロード機能では、横幅1280pxもしくは150KBを超える画像をアップロードした場合、小容量のJPEGファイルに自動変換される仕様になっています。この仕様は、表示の高速化には威力を発揮する一方、画質にこだわったサイトづくりをしたい場合は大きな制限になるのも事実です。
しかしこのファイルストレージ機能があれば、最大20MBまでのJPEG、PNG、GIF、SVGファイルをオリジナルのままアップロード可能。例えばトップページのメインビジュアルを画面いっぱいに表示したい場合は、横幅1600pxくらい欲しくなりますが、問題なく利用することができます。またロゴマークなどベクトル形式で作られた画像はSVG形式に変換してからアップロードすることで、小容量と高画質を両立することが可能です。
ただしこの機能でアップロードした画像でも、記事ページに埋め込んだ場合は小容量のJPEGファイルに変換されてしまうので注意が必要です。オリジナル画像のまま表示されるのは、トップページや固定ページ等での利用に限られるので、上手に活用してくださいね。
PDFファイルを活用するためには必須のオプション機能
標準では対応できないPDFや高画質画像をアップロードできる「ファイルストレージ機能」。資料や書類を配布する機会が多いメディアには必須のオプションです。すでに運用中のメディアに追加契約することもできますので、ぜひ導入をご検討ください。
オプションを導入したい方・もっと詳しく知りたい方は「お問い合わせ」、または「sales@revolver.co.jp」宛てにご連絡をお願いします。