リボルバーでは、オウンドメディアやコンテンツマーケティングについて勉強するオンラインセミナーを毎月定期開催しています。2024年8月28日に開催した第10回では、株式会社朝日デジタルラボ bouncy編集長の津田啓夢氏をゲスト講師にお招きし、「動画全盛時代のオウンドメディア戦略とは? 〜月間5,000万再生超えメディア『bouncy』に学ぶ動画活用法〜」をテーマにご講演いただきました。その様子を、アーカイブ動画とレポート記事でお届けします。

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動画全盛時代のオウンドメディア戦略とは?
〜月間5,000万再生超えメディア『bouncy』に学ぶ動画活用法〜

現代はまさに「動画全盛時代」。企業が自社のメッセージを直接届けるオウンドメディアにおいて、動画活用は避けて通れないテーマです。本セミナーでは、朝日新聞社で月間5,000万再生を超える動画メディア『bouncy』を率いる津田啓夢氏が登壇。その成功事例を紐解きながら、動画時代に効果的なオウンドメディア戦略のヒントが語られました。

画像: Seminar #10『動画全盛時代のオウンドメディア戦略とは?』(bouncy編集長 津田啓夢氏)アーカイブ配信

津田 啓夢(つだ ひろむ)
株式会社朝日デジタルラボ
未来を感じる動画メディア bouncy 編集長 兼 マネージャー
朝日デジタルラボ広報

1977年東京生まれ。東京造形大学卒業。ソフトバンク(現ガンホー)、インプレスを経て、2013年AOLに入社。外資系メディア「Engadget」の運営や動画事業の立ち上げ等に従事。2018年、動画メディア「bouncy」に参加。同メディアを朝日新聞社に譲渡後、2022年10月に同社の100%出資子会社となる朝日デジタルラボを設立。bouncyのマネージャー兼編集長、デジタラボ社の広報を兼務し現在に至る。

なぜ今、オウンドメディアと動画なのか?

津田氏はまず、オウンドメディアと動画に注目すべき理由を明確にしました。最大の利点は、企業が伝えたいメッセージをユーザーにダイレクトに届けられること。テクノロジーの進化により、以前よりも手軽に始められるようになった点も大きいといいます。

とくに強調されたのは、動画とSNSの圧倒的な相性の良さです。総務省のデータでも、多くの人がスマートフォンでSNSを利用し、日常的に動画に触れている現状が示されています。SNS事業者はユーザーの利用時間を増やそうと動画コンテンツを後押ししており、これにより動画はより多くの人々の目に触れ、拡散されやすくなっているのです。

動画視聴のリアルな現状と攻略法

セミナーでは、現在の動画視聴トレンドが深く掘り下げられました。動画コンテンツが増えた結果、ユーザーは効率を重視し、短い尺の動画を好み、倍速で視聴するのが当たり前になっていると津田氏は指摘します。さらに、動画を見るかどうかの判断は冒頭のわずか3〜5秒で決まるとのこと。興味を引く内容を冒頭に凝縮する「冒頭から全力」の姿勢が不可欠です。

この背景を踏まえ、津田氏はオウンドメディアでの動画活用において、動画と文章の特性を理解した「使い分け」の重要性を説きました。「数字や詳細情報は文章」、「雰囲気やニュアンスなど“言葉では伝えにくいこと”は動画」、と明確に役割を分けることが成功の鍵となります。

新しい動画配信面とコンテンツ作成のポイント

動画の活躍の場はオンラインだけに留まりません。津田氏は、駅や商業施設、タクシー車内など、屋外のデジタルサイネージといった「アウトオブホーム(OOH)」の配信面が急速に拡大していると紹介しました。これらの新しい接点では、テキストでは難しいリアルな情報発信が可能になります。

また、コンテンツ作成においては、「デバイスとの距離」を意識することが重要だと津田氏は強調しました。スマートフォン向けには情報が集中した映像、大型ディスプレイ向けには情報量を分散させた映像、といったように、視聴環境に合わせた最適な表現を選ぶことで、動画の効果は最大化されます。

さらに、SNSでの拡散を狙うなら縦動画、長時間視聴を促すなら横動画というように、目的に応じたフォーマットの使い分けもポイントだと語られました。

成功に導く動画制作の要点

動画制作においては、「目的の明確化」が何よりも重要だと津田氏は繰り返しました。誰に何を伝え、それが伝わったのかを具体的に設定することで、効果的な施策に繋がるとのこと。また、撮影後の修正が難しい動画だからこそ、「事前準備の徹底」が不可欠であると説かれました。

セミナーでは、月間5,000万再生を超える『bouncy』の運用実績から導き出された、実践的な知見が多数披露されました。動画全盛時代におけるオウンドメディア戦略を具体的にイメージしたい方は、ぜひセミナー全編をご覧になってみてください。

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