2019年10月のアップデートで新たに「パンくずリスト」要素の設置を基本機能として導入しました。よく耳にする機能だと思いますが、何故設置するのか、どんなメリットがあるのかを簡単にご紹介します。
画像: パンくず要素 例 dino.network

パンくず要素 例

dino.network

パンくずリストとは

ユーザー(訪問者)が、今WEBサイト内のどの階層にいるのかを迷わないよう、サイトの構造を視覚的に分かりやすくするのがパンくずリストの役割です。各要素は該当のリンク先に繋がっているので、クリックすることで簡単に上の階層へ遷移することも可能です。

ちなみに何故「パンくずリスト」という名称なのかというと、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の主人公たちが森で迷子にならないよう、通り道にパンくずを置いたというエピソードに由来しています。

パンくずリストのメリット

では何故パンくずリストを設置するのか、2つのポイントをご紹介します。

ユーザーの利便性(ユーザービリティ)向上

パンくずを設置することで、ユーザーは自分が今見ているページがどこに位置しているのかが認識できるようになります。

例えば下記の図では、「COLUMN」の属していると一目でわかります。

画像: dino networkに設置しているパンくずリスト。「COLUMN」タグに属する記事であることが一目でわかるようになっている。 dino.network

dino networkに設置しているパンくずリスト。「COLUMN」タグに属する記事であることが一目でわかるようになっている。

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読了後、このジャンルに興味を持ったユーザが関連する記事も読みたいと思った際、既に「COLUMN」に属していると認知されているため、この一覧への遷移が期待できます。結果、サイト全体の回遊率・滞在時間向上に繋げることができます。

検索エンジンのクローリング(クローラビリティ)が効率的に

サイトをGoolgeなどの検索にヒットさせるには、まずサイトの情報を収集する「クローラー」に情報を収集してもらう必要があります。この収集することを「クローリング」と言います。クローラーはサイト内のリンクを辿って情報を収集しているので、サイトの構造がわかるパンくずを設置することで、効率的にクローリングすることができます。

サイトの構造は下図のようにGoogleの検索結果にも表示されます。description 同様ユーザーがリンクをクリックする指標の1つとなるので、SEO対策にも繋がります。

画像: Googleでの検索結果画面

Googleでの検索結果画面

パンくずリストは、ユーザービリティ、クローラービリティ、SEOにおいて効果が期待でる要素です。またGoogleも「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」で設置を推奨しています。

dinoではこのような機能追加を定期的に行なっています。専門知識がなくてもリーズナブルで簡単にWebメディアが開設できるCMSなので、興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

※ この機能は、管理画面「一般設定」からいつでもオン・オフが可能です

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