とある情報番組で、小泉進次郎大臣のイクメン宣言について特集をしていたのですが、その中であるコメンテーターの男性が「男性が育児を手伝うのは当たり前の時代ですよ!」としたり顔でのたまっていたのが勘に触りました。
手伝うって何だよ?てことです。
育児は母親、女性の担当であって、男親も手伝うべき、という言い方は一見正しそうに聞こえますが大きな間違い。育児は両親の担当であって、男親は手伝うんではなく自分の役割であると認識すべきです。手伝う、という発想は他人事だと思っている証拠です。
ちなみに、マーケティング担当者を手伝おう、なんてこと言ってるそこの社長さん、あなたも間違ってますよ、マーケティングは経営そのもの。社長自身の仕事でもあるんですよ!というお話の前振りでした。
画像: 共感度100%!育児の大変さがわかる映像が解禁/映画『タリーと私の秘密の時間』特別映像 youtu.be

共感度100%!育児の大変さがわかる映像が解禁/映画『タリーと私の秘密の時間』特別映像

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育児に怯む者は意気地なし?

はい、ダジャレです。

あいにく育児経験がない僕ですが、そもそも育児に限らず、家事全般を男がやらない、という“昭和的”発想は、もはや絶滅推奨種であることは分かります。

それらを手伝う、という考え方、言い方自体が驕ったものであることは間違いありません。

まずは自分事、と認識することから始めなくてはならないのです。

マーケティングとは経営全体のこと(ドラッカー)

「マーケティングの理想は、販売を不要にすること」と喝破したのは、かの有名な経営学者ピーター・ドラッカー氏ですが、彼は常に顧客重視の視点で物事を判断することの重要性を説いています。彼からすれば事業の目的は、すなわち「事業の目的は顧客を創造すること」です。
そして、マーケティングは顧客を観察することからスタートすべきとも記しています。

つまり、マーケティングとは経営の最優先事項として、まず最初に取り組むべきものであり、最終目的である顧客創造に直結する。だからこそドラッカー氏は「マーケティングは経営全体のことである」とも言っているのです。

と、なると、です。
経営者が、マーケティング担当部門やCMO(Chief Marketing Officer、最高マーケティング責任者)を置くのは最低限当たり前として、その担当者たちに予算を与えたのちは全てお任せ、というのは経営責任を放棄するのと同じことになるわけです。

他人事ではなく自分事。マーケティングに積極的に関与して、手伝うのではなく参加する。その姿勢が経営者には必要なのです。

欧米の企業ではマーケティングが経営に直結する領域として重要視

デジタルマーケティング時代に経営者が果たすべき役割

モバイルの普及によってインターネットはいまや法人であろうが消費者であろうが、すべて個人の集合体としてデジタルネットワークに接続するノードとして認識できる状態を作り上げました。

デジタルマーケティングに関わる者は、そのノードから収集されるさまざまなデータを分析し、活用を考えることに精一杯になりがちです。
(ある意味、それだけ大量のデータが集まるのがデジタルマーケティング時代の特徴であるし、その洪水に晒されるのはマーケティング担当者たちの宿命です)

アナログ的に顧客に接して、個々のお客様によって異なる諸事情を理解しようと努め、集められたデータを無機質なものから有機的な情報へと戻す役割を果たすのは、マーケティングを経営の一部であると明確に認識し、その目的(事業の目的は顧客創造なのであること)を片時も忘れることのない、真の経営者の役目だと思うのです。

マーケティング担当者たちには、情報の洪水に溺れそうになるくらい頑張ってもらう、でも彼らが溺れないように常に方向を示し、初心と目的を忘れないためのコンパスまたは灯台の役目を担う。それが重要だし、当事者意識をもって取り組むべき課題です。
マーケティングの手法が進化し、デジタル化加速とともに扱うべきデータの多様化と膨大化傾向が止まらない現代において、このことはさらに重要かつ当たり前のことになっていることを改めて知っておくべくだと思います。

画像: 育児は母親だけの仕事ではなく両親で分担すべきもの。マーケティングも、経営問題として考えるべきものです

株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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