現在巷では新型コロナウィルス問題で大騒ぎになっていますが、WHO(世界保健機関)がこの新種のウィルスに、COVID-19(coronavirus disease 2019)という機械的かつケミカルな、そしていかにも言いづらい命名をしたことは、巷間に広がるこのウィルスへの過度なパニックを止めるために役立つと思っています。
大事なことは、いますぐ全てのメディアはコロナウィルスという呼称を止め、COVID-19と表すことを徹底することです。政府はマスメディアにその勧告をいますぐするべきです。

冷静さを取り戻してプロの指示に従おう

世の中はこのウィルスに対するパニックで大変なことになっています。副作用の有無を考えずにリモートワークに切り替えたり、多くの人を集客するイベントを中止したりと、とにかく大騒ぎです。
まあ、正直これで不要不急の外出が減ったり、満員電車での通勤地獄が解消されるのであれば、それもよしと思わないでもないですが、現状の様態では、経済に与える悪影響はあまりにも大きすぎます。

もちろんこのウィルスへの適切な対策は必要です。しかしそれは、冷静かつ適切な措置を行えるプロに任せて、多くの大衆は冷静さを取り戻すべきです。
プロを信じず、いたずらにネット上に蔓延する単なる噂やフェイクニュースの氾濫を許すことは、さまざまな風評被害を生み、パニックを増大させるだけです。

適切な医療専門家の判断を仰ぎ、行動を妨げないようにする。それが大事です。

パニックを防ぐために根拠ない噂やクチコミの“感染”を止めよう

デジタルマーケティングの専門家は、すべからく伝染病を引き起こすウィルスの強い感染力からインスパイアされてきました。デジタルマーケティングの草分け時代の流行語とも言える、バイラルマーケティングがそれです。

特定のブランドの認知度を、低予算かつ迅速にターゲットユーザーの間で一気にアップするための戦略・戦術に長けているわけですが、逆に言えばクチコミを流行らせないためのタブーも熟知していると言えます。

その前提で、僕は前述のようにコロナと呼ぶのをやめさせ、COVID-19と呼ぶことを全マスメディアに徹底させるべきと考えます。ブランディング戦略の第一歩はネーミングです。名前をつけることでサービスにも”人格”を与え、固定化することができるのです。その名前を口にすることで、その内容や効果、意義を意識できます。ネーミングとはその意味で、「呪」そのものなのです。現在我々は期せずしてこの未知のウィルスに、大衆認知を一気にアップさせるような呪を与えてしまっているのです。
まずはこの呪を即刻解くこと、無効にすること、それが大事と考えます。

コロナという呼び方は(SARSも新種のコロナですし。コロナウィルス自体はある意味一般名称なのですが)口にしやすく、しかもちょっと可愛らしいので、若者を中心に一気に広がり、話題にされやすくなっていると僕は思います。
「コロナさ、流行ってるよね」「バナナを食べると感染しやすくなるってよ!(デマです)」のような会話が容易に成り立つのはその口にしやすさ、呼びやすさにもあるのです。
だからこそ、ここは、徹底して、言いづらく 可愛げもないCOVID-19に呼称を統一し、それ以外の表現をメディアにさせないことが重要です。コーヴィッドナインなんとか・・・と言い澱んでいるうちに、その話をすることを避けるようになります。下らない会話のネタとして口頭にのぼる流れの中でデマが広がるリスクを低下させることができます。

COVID-19はとても呼びづらく、覚えづらいので、いずれ人々は口を閉じ、正しい情報を正しい方法で発信するプロの言うことに耳をすますようになると思います。

WHOがCOVID-19と命名した理由を尊重しよう

WHOがこうしたネーミングを採用したのも、本来スペインが発症源ではないはずなのに、スペイン風邪という名前が広まったせいで無意味な濡れ衣を着せられることになったスペインや、過度に病の巣窟のようなレッテルを貼られそうな武漢などに風評被害が及ばないため、と言います。ある意味、ブランディングのセオリーの反対、呼びやすく覚え易いネーミングを避けて、記憶に残りづらく無機質な呼び方をすることを考えているわけです。

本来のウィルスの感染を妨げると同時に、この呼び方を一刻も早く徹底して大衆のパニック傾向を収束させること。それが重要であると断言します。

画像: 新型コロナウィルスと表示するのをメディアは即刻やめよ。
COVID-19 と表示すべし!

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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