パーシャル=Partial。直訳すると部分的な、という意味になるかもしれませんが、ここでいうパーシャルとは、0と1の間、動と静の間、生と死の間、と言った意味です。止まってはいるけれど、すぐに動ける状態という意味では、CAの待機日(いわゆるスタンバイ。乗務予定だったキャビンアテンダントが急病などで出勤できなくなった場合に、勤務代行を命じられる期間のこと)のようなものかもしれませんが、いずれにせよ完全にオフモードになるのではなく、必要があればすぐにオンモードになれるようにしておく心構えとおもってくれたらいいです。
すべての労働者にこのパーシャル状態を維持することを強いることはもちろんしませんが、起業家や経営者、さまざまな業態でのリーダーもしくはリーダーになりたい人は、このパーシャル状態を常にキープできるよう訓練しておいた方が良いです。

パーシャル状態を楽しめ

働かざる者食うべからず、です。僕らはみんな働かなくてはなりません。
しかし、同時に、適度に休養をとらなければ生きていけないし、充分な休養をとらなければ良い仕事もできません。
だから、僕は いつでも休まず働け、なんてことは言いません。ただ、休んでも良いけど、そのあとでオフからオンになるのに時間がかかるようでは(つまり休みボケになるようでは)無駄な時間を費やすことになります。オンとオフの切り替えをデジタルで行えることが大事です。

心の安寧をキープしつつ、仕事人として持てる力をフルに発揮するためにも、自分なりのヒール&トゥを身につけ、パーシャル状態を保ちながら生きていくことを考えませんか?

パーシャル状態、オンでもなくオフでもない状態というよりもオフなんだけどすぐオンになれる状態を維持できれば、安心して休めるし、いざというとき皆に頼りにされることにもなると思いますよ。

画像: より良いライフスタイル、ワークスタイルを獲得する秘訣、パーシャル状態とは

小川 浩 | hiro ogawa
株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。
マレーシア、シンガポール、香港など東南アジアを舞台に起業後、一貫して先進的なインターネットビジネスの開発を手がけ、現在に至る。

ヴィジョナリー として『アップルとグーグル』『Web2.0Book』『仕事で使える!Facebook超入門』『ソーシャルメディアマーケティング』『ソーシャルメディア維新』(オガワカズヒロ共著)など20冊を超える著書あり。

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