1. コンテンツへの接触機会が増える
無限スクロールは、記事一覧ページとの相性が抜群です。スクロールするだけで次々とコンテンツが表示されるので、より多くのコンテンツがユーザーの目に触れることができます。途中でページ送りボタンが出てくると離脱のきっかけになりますが、無限スクロールならそんな心配はありません。特に画像主体の一覧ページでは、高い効果が期待できるでしょう。
2. ユーザーに無用なストレスを与えない
気持ちよくスクロールしているのに、途中でページ切替ボタンが出てきて止まってしまう。これはユーザーにとって大きなストレスです。しかも切替ボタンはたいてい小さいので、スマホのタッチ操作では押し間違いにつながります。2ページ目に進みたかったのに、間違えて3ページ目を押してしまった経験、誰でもありますよね。間違いに気付いて戻るボタンを押しても、読み込み途中は反応が悪いのでイライラしてしまいます。
無限スクロールなら、ただスクロールするだけなのでユーザーにストレスを与えません。PCならホイール操作、スマートフォンならフリック操作。縦スクロールは最も自然なUIなので、無意識の操作で目的のコンテンツを見つけることができます。
ここまでは、トップページなど記事一覧ページでの無限スクロールのメリットを紹介してきました。しかし無限スクロールの本領が発揮されるのは、その先の記事ページなのです。記事ページの無限スクロールは、自動的にページが切り替わることから「オートページング」とも呼ばれています。その導入メリットをご紹介しましょう。
3. 訪問あたりの記事閲覧数が増えやすい
多くのメディアサイトでは、TOPページよりも記事ページのPV比率が高まる傾向にあります。これは、FacebookやTwitterなどソーシャルメディアでシェアされた記事に直接飛んでくるケースが増えているためです。そしてその記事を読み終えたユーザーの多くは、右フリック一発で元のアプリに戻ってしまいます。1記事だけ消費して離脱されたら悲しいですよね・・・。
しかし無限スクロール(オートページング)の場合は自動的に次の記事が始まるので、ユーザーはついつい読み続けてしまいます。そう、オートページングの最大の効果は、極めて低い直帰率として表れるのです。複数の記事を読んで面白ければ、メディア自体の認知にも繋がります。
4. 記事の途中で離脱の機会を与えない
一般的なメディアサイトでは、長文記事は複数ページに分けて掲載されている場合が多いですよね。掲載ページを分割することで、計測上のPVが増えるというメリットはありますが、その一方でユーザーには離脱の機会を与えることになります。ページの最後に来るたびに、記事の残りを読むのか離脱するのか選択を迫っているわけです。小さいボタンを押して続きを読むよりも、右フリックで元のアプリに戻るほうが圧倒的に楽なことは、言うまでもないでしょう。
一方オートページングの場合、基本的にページは分割されないので、スクロールするだけで最後まで読み進めることができます。もちろん記事自体が面白くなければ離脱の可能性は上がりますが、それでもなんとなくスクロールしていれば次の記事が始まるのです。無限スクロールによるオートページングがいかに優れているか、お分かりいただけると思います。
5.SNSでシェアしやすい・されやすい
記事のシェアしやすさとオートページング。一見あまり関係なさそうですが、実は大いに関係があります。「友達がシェアした記事を読んでみたら、記事が途中から始まっていた」という経験はありませんか? そう、ページ分割された記事の場合、1ページ目に戻らないと途中でシェアされてしまうのです。
その点オートページングなら、記事の途中や最後でシェアをしても、正しいURLでシェアすることができます。気軽にシェアができるので、それだけ多くのシェアが期待できるでしょう。
dinoは標準で無限スクロール(オートページング)に対応
このように、メディアサイトにとって多くのメリットがある無限スクロール。リボルバーが開発・提供しているメディアCMS「dino」は、記事一覧の無限スクロールはもちろん、記事のオートページングにも標準で対応しています。プラグインなどによる追加実装ではなく標準仕様なので、読込動作も非常にスムーズです。
新着順にオートページング
SNSからの流入など、記事URLに直接飛んできた場合は新着順でオートページ表示されます。どの記事から読み始めても2記事目には新着記事が表示されるので、読み逃し防止にもなります。
同じタグ内でオートページング
記事に付いているタグをクリック(タップ)すると、そのタグで絞り込んだ記事一覧が表示されます。この状態で記事を読み始めると、そのタグが付いた記事のみで新着順にオートページ表示されます。
同じライターの記事でオートページング
ライター(記事作成者)アイコンをクリックすると、そのライターのプロフィールと記事一覧が表示されます。この状態で記事を読み始めると、そのライターが書いた記事のみで新着順にオートページ表示されます。
ネイティブアドをオートページングで自動表示
オプションの広告配信サービス「adino」を利用することで、ネイティブアド(記事広告)をオートページングで表示できます。誘導枠をクリックしなくても記事が表示されるので、一般的な記事広告と比較して高い接触率が期待できます。
URLが切り替わったタイミングでPVをカウント
オートページングで次の記事が表示されると、ブラウザのタイトルとURLが自動で切り替わり、同時にPV(ページビュー)がカウントされます。いま読んでいる記事のURLが表示されるので、SNSへのシェアも簡単です。
お問い合わせ
dinoによるオートページングを活用したメディア運営に関心がある方は、下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。